2025年09月19日
訪問看護の現場から|after story
訪問を始めた頃は引きこもりの生活が続き、部屋の中も散らかった状態だったAさん。
少しずつ一緒に掃除をしたり、お話を重ねる中で、再び「好きなこと」に向き合えるようになってきました。
そして先日、看護師と一緒にお母さまのお仏壇にお線香をあげることができました。
何年もできなかったことが実現したその瞬間、看護師として胸が熱くなり、込み上げるものがありました。
病気や困難があっても、人は少しずつ変わっていける。
その歩みに寄り添い、大切な場面をご一緒できたことを心から嬉しく思います。
これからもAさんらしい毎日を支えられるよう、温かい看護を届けてまいります*